当クリニックで行っている運動療法の一部を説明します。
柔軟性
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運動療法の一つは、筋肉を伸ばしたり緩めたり、収縮させたりして筋の柔軟性や働きやすさを向上させることです。
これにより、痛みの軽減や動作能力の向上を促します。 |
トレーニング指導
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意外でしょうか?多くの方が左右均等に体重をかけて座ることができていません。 片側に体重が偏っていると、余計な力が入ったり、一箇所にストレスが集中したりして痛みが生じることがあります。 この場面では、お腹に力を入れされ、体重がかかりにくい方へ体重をかける練習をしています。 |
バランス
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支える面を不安定にする道具を利用して、バランス能力の向上を目指します。
様々な姿勢でこのような練習も取り入れています。 柔らかいボールの上に座って運動しています。当クリニックの患者さんでも“これは家にある”という方が、 結構いらっしゃいます。運動の効果を高めるためには、良い姿勢で実施するということも大切ですので、 家での運動方法を提供することも重要と考え、アドバイスしています。 ポールの上に寝てバランスをとる練習をしています。大変そうに見えるかもしれませんが、 慣れると余分な力が抜け、ポールから降りた後もリラックス効果が続きます。 また、体の真ん中を覚えて、左右のアンバランスを整える効果も期待できます。 |
エアロバイク
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ダイエット!のみの目的で使う事はありませんが、有酸素運動も必要です。 汗っかきの方はタオル必須です。 またサドルの高さやペダルの重さを調節することで様々な部位の筋力upもはかっています。 |
筋力測定
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機器を使って、膝を伸ばす筋力と曲げる筋力を測定します。 左右の筋力差や一般化された値と比較をしてリハビリの成果を数値で評価することもできます。 |
スリングセラピー
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スリングセラピー(Sling Therapy)と言って、上から吊るす(スリング)ことで体の重みを部分的に除去します。
無重力とはなりませんが、不思議と楽になります。 スポーツ選手は、脚の力で自分の体を持ち上げるようなトレーニングも行います。 |
テーピング
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身体(関節)の正常可動範囲を超えないよういに制限したり、 関節・筋肉・靭帯・腱などの傷害部分を保護するために固定したり、 ケガに対する予防と再発防止のために用いたり様々な用途で使用します。 ただし、テーピングに依存的になると筋力低下が生じるため、 運動療法と併用することが必要です。 |
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